いつかきっと。。。 [災害]
少しでもお役に立てたらと、岩手県に行ってきました。自分のできることを、できるときに、できるだけ、する。それしかできないし、きっとそれの積み重ねがお役に立つときが来るかもしれません。(そう信じたい)
ボランティアの人が泊まっていた旅館の前の景色は
わたしにもできることはある。 [災害]
災害というものは起こったその時だけのものではないのだと思い知らされる日々が続いています。被害は甚大で、広域に及び、次々と予想もできないような新たな局面に息をのむ日々が続きました。まだ、被害の全貌は明らかになっていません。
TVや新聞のニュースは、見ている私たちを軽くパニックに陥れます。押し寄せる津波や、原子力発電所の爆発などの映像は見ているだけで激しい動揺を引き起こしました。繰り返される衝撃映像は、それだけで大きなストレスになります。そして、TVで感情的に語られるコメンテーターの攻撃的な発言は、怒り(向けられる対象は何でも良いようです)をあおるものです。そして私たちは何もできない無力感と自責感情(実のところ責任はないのですが)に押しひしがれて抑うつ的になっていってしまうのです。
おそらくこれは被災した人々がたどる心理的な被害と似ています。私たちはTVや報道を見ることで疑似体験をするのだと思うのです。事実を知ることは重要です。そして被災した人々のために建設的に行動することはとても大切なことです。しかしどうも、最近のTVは感情的に場当たり的なコメントをしたり、事実と異なった情報があったり、建設的とは言えない報道が見られるようです。また、ネットで流れる情報も誤ったものがあるようです。(買いだめに走る人の報道がさらに買いだめをあおるなど)これらは不安をあおり、ますます混乱を招くだけのように思われます。
そこで私は次のことを選択しました。
1.まずTVを消しました。(節電になりますし、動揺を抑えられます)
もちろん、情報は必要ですので、ニュースは時々見ますが・・・
2.次にこれまでの生活を落ち着いて継続しました。
自分の仕事をきちんと行うことが大切だし、安心できます。
3.義援金は日本赤十字に。街頭で募金を呼びかける人々のお気持ちは
とても尊いものですが、確実に有効に使っていただけるところに。
4.扇情的な言動に惑わされずに、自分がお役に立てる時が来るまで
自分の力を蓄えておこうと思っています。
そして、少しでもご覧になった皆様が安らげるような
まったりなあんずとたびの日常をアップする日々も継続したいです。
これは、うちのバジルの芽です。
バジルの花から取れた種から芽が出てきました。
春の命の息吹を感じました。
今私にできることは・・・ [災害]
皆様 大変な災害が続いております。
地震も長野県や新潟県でも発生しているようですし、原子力発電所の被害、電力の不足に伴う節電や計画停電も必要になるようです。地震発生後には帰宅できない人たちが徒歩でご自宅に向かう様子が放送されました。
これほど大きな災害が起こったにもかかわらず、社会的秩序が保たれて、人々は自分のできる最善を尽くそうとされています。日本国民は本当に冷静で理性的ですね。そして心が温かいです。TVを見ていると恐ろしさで心が凍るようでしたが、一方で感動も覚えております。日本国民だけでなく、世界中から支援の手がさしのべられているようです。私はこのことを決して忘れないと思っています。
ただ、今私が心配なのは、多くの支援に当たっている方々や、指揮を執っている方々は不眠不休で働いているのではないかと言うことです。首相や官房長官も寝ていないのではないでしょうか。発電所の方々もどのようになさっているのでしょうか。これは短期間で回復できる災害ではないでしょう。自衛隊員も警察官も医療従事者も疲弊してしまいます。長期間このような活動を続けることは難しいと思われます。必要な休息を取り、交代で支援活動に当たる必要があるのではないでしょうか。
情報の錯綜に始まり経済・社会的活動の混乱など、様々な不安があります。でも完璧な人間はいません。今、関係者の方々は最善を尽くそうとしているように思われます。
政治や情報開示の不備をあげつらい批難するようなコメンテーターを見ると、もっと建設的な提案をしてもらえないかと思ってしまいます。私は、自分のできることは今は祈ることしかないと、忸怩たる思いです。わずかでも義援金を送りたいと思っております。糸井重里さんが「自分を3日雇えるくらいの額」と提言されているようです。3日お手伝いに行けませんので、私も3日分を寄付させていただきます。
そしてもし自分が節電することで他の地域の方々に支援することができればと思っています。(でも北海道電力からは送電できるのでしょうか)
今必要なことは協力すること、力を合わせることです。困った時はお互いに助け合うことです。直接支援に行けない場合は、支援している方々を支援する、そして、支援している方々を支援している方に対する支援も必要です。このように支援の輪が次々と広がって支え合うことがどうしても必要なことです。私もできるところから始めます。
皆様、頑張りましょう。